建築基準適合判定資格者検定合格への勉強法

建築基準適合判定資格者の試験を2度落ちて、今回3度目。3度目の正直となるように、勉強のモチベーション確保と頭の整理も兼ねてブログ内で整理します。主にややこしい問題や間違えやすい問題を重点的にまとめています。建築基準適合判定士だけでなく1級建築士の法規の試験にも役立つかも。このブログで書いてある事は、あくまでも建築基準適合判定士試験に向けての内容であり、実務での取扱い等は管轄の特定行政庁や指定検査機関に問合せてください。また、記事内容は最新の情報ではありません。

令和2年建築基準適合判定資格者検定考査(B)計画1解説前半

この記事は令和2年建築基準適合判定資格者検定の考査B計画1の解答解説を紹介していきます。記事を作成するのが遅くなりました。試験からもー3g週間程経過しましたので皆さんは頭からの離れているでしょう。一応来年の為にも書きとめておきます。

建ぺい率の問題

もーお馴染みの問題ですよね。その敷地の最大建築面積を求めて、それ以下かどうかを確認します。違ってくるのは庇やポーチのの建築面積算入、不算入で難易度が変わるぐらいです。

東側道路境界線は道路中心より2m後退した位置(後退距離0.2m)とする。
建築面積の最高限度は(22ー0.2)×13×4/10=113.36㎡

計画建築面積は10×8+4×6+2×3=110㎡≦113.36㎡よって適合している。
すごくオーソドックスな問題でしたね。ポーチ屋根などの緩和規定とかの計算もなく、簡単だったのではないでしょうか。

建築物の各部分の高さ

四号建築物とはいえこの問題は少し書く量が多いですよね。だからといって計画2の道路斜線みたいに完全無視にするわけにはいきません。それでは見ていきましょう。

①道路斜線
東側道路境界線は道路中心線より2m後退した位置(後退距離0.2m)とする。
道路境界線からの後退距離は3.4-0.2=3.2m
・1階パン屋入口屋根高さ(
3.2+4.0+3.2)×1.25=13m計画高さ4.05m<13mよって適合
・2階屋根高さ(3.2+4.0+10.2)×1.25=21.75m計画高さ7.4m<21.75mよって適合
②北側高さ制限
隣地境界線からの後退距離0.4m
・2階軒先高さ
5+0.4×1.25=5.5m
計画高さ6.0m>5.5mよって不適合
よって北側高さ制限が不適合

令和2年建築基準適合判定資格者検定考査(B)計画1解説前半

令和2年の考査(B)計画1前半では基本的な問題が続いて分かりやすかったと思います。あくまでも独自の解答なので間違ってたりする可能性も大いにありますので、参考までに留めておいてください。またご指摘等あれば言ってください。