建築基準適合判定資格者検定合格への勉強法

建築基準適合判定資格者の試験を2度落ちて、今回3度目。3度目の正直となるように、勉強のモチベーション確保と頭の整理も兼ねてブログ内で整理します。主にややこしい問題や間違えやすい問題を重点的にまとめています。建築基準適合判定士だけでなく1級建築士の法規の試験にも役立つかも。このブログで書いてある事は、あくまでも建築基準適合判定士試験に向けての内容であり、実務での取扱い等は管轄の特定行政庁や指定検査機関に問合せてください。また、記事内容は最新の情報ではありません。

単体規定

考査(B)建築計画2の内装制限問題攻略法。

この記事は建築基準適合判定資格者検定の考査(B)建築計画2の内装制限の問題についての攻略法について書いています。 内装制限については2パターン覚えよう。 内装制限共同住宅パターンの攻略 内装制限共同住宅以外のパターンの攻略 内装制限では難燃材料…

非常用の照明装置の設置について。建築基準法施行令第126条の4。

今回は避難施設等の話の中で非常用の照明装置の設置についての説明をしていきたいと思います。以前同じ避難施設等で2以上の直通階段や避難階段の設置要件の説明をしました。 避難施設等の試験対策。2以上の直通階段や避難階段関係の設置要件は要チェック。…

避難施設等の試験対策。2以上の直通階段や避難階段関係の設置要件は要チェック。

避難施設等の問題についての対策を今回は紹介していきたいと思います。建築基準適合判定資格者試験の考査AではNo.8で出題される範囲です。直通階段や避難階段関係の選択肢は頻出されるので要チェックが必要です。以前に階段について記事にしました。 www.ken…

階段に関する問題は頻出するので要チェック。建築基準法施行令第23条。

そんなに難しい訳ではないですが、一般構造の問題に「階段」、「採光」、「換気設備」、「石綿、クロルピリポス、ホルムアルデヒド」に関する問題は頻出です。その中で階段に関する問題を見ていきましょう。石綿等についてはこちらを参考にしてください。 ww…

建築材料の品質について。建築基準法第37条。

今回は建築材料の品質についてです。問題としては簡単だと思いますが、条文がどこにあったか忘れがちなので、しっかり確認していきましょう。まずは法第37条です。 建築基準法第37条の内容は? 建築物の基礎、主要構造部その他安全上、防火上又は衛生上重要…

建築基準法改正による共同住宅等の界壁について。

建築基準法改正に伴い、共同住宅等の界壁、主に建築基準法施行令第114条第1項(建築物の界壁、間仕切壁及び隔壁)や建築基準法第30条(長屋又は共同住宅の各戸の界壁)の代替措置が規定されるようになりました。それについてみていきましょう。 建築基準法…

高さ31mを超える建築物における排煙設備(建築基準法施行令第126条の3第1項第11号)

一般構造の問題でこんな問題の選択肢が出た事があります。 高さ31mをこえる建築物(政令で定めるものを除く。)における排煙設備の制御及び作動状態の監視は、中央管理室において行うことができるものとしなければならない。 一見簡単なように見えますが、少…

火を使用する室の換気。建築基準法第28条第3項。

居室の換気の問題でややこしいのは火を使用する室に設けなければならない換気設備等の問題です。私も今だに条文をしっかり読みながらでないと問題が解けません。めっちゃ読んでも間違えてたりしますので、自分の頭をスッキリさせるためにも見ていきましょう…

建築基準法第21条(大規模の建築物の主要構造部等について)

今日は平成30年にあった建築基準法の法改正があった項目の一つについて見ていきたいと思います。 法改正前の建築基準法第21条第1項について 法改正後の建築基準法第21条はどう変わった? 建築基準法施行令第109条の5の内容 恐らく問題の選択肢ででてくるな…

石綿その他の物質の措置(建築基準法第28条の2)石綿以外の物質編

一般構造からで、令和元年度の試験で自分が恐らく間違えてた問題をクローズアップします。読み返すと全然難しい事はなかったですが、何故か間違えてしまいましたので確認していきます。最初に答えをいうとクロルピリホスは居室を有する建築物の場合、居室以…