建築基準適合判定資格者検定合格への勉強法

建築基準適合判定資格者の試験を2度落ちて、今回3度目。3度目の正直となるように、勉強のモチベーション確保と頭の整理も兼ねてブログ内で整理します。主にややこしい問題や間違えやすい問題を重点的にまとめています。建築基準適合判定士だけでなく1級建築士の法規の試験にも役立つかも。このブログで書いてある事は、あくまでも建築基準適合判定士試験に向けての内容であり、実務での取扱い等は管轄の特定行政庁や指定検査機関に問合せてください。また、記事内容は最新の情報ではありません。

集団規定

建築基準法第48条の許可。自動車車庫は要チェック。

以前に法第48条の規定の問題の解き方については以前記事にしました。 www.kenchikusyuzi.com この時は主に第二種中高層住居専用地域についての話をしました。今回は附属する自動車車庫の規定について考えていこうと思います。 第一種低層住居専用地域の附属…

建築基準法第53条の2。建築物の敷地面積の問題解説。

令話元年度の建築基準適合判定資格者試験の考査Aの1問目で早速間違えてしまった問題です。建築物の敷地面積の規定は法第53条の2に定められています。どしても法53条の建ぺい率や法52条の容積率がメインとなってしまい、法第53条の2は見落としがちです。(…

【建築基準法改正】準防火地域内の耐火建築物や準耐火建築物の試験対策。

以前このような問題の選択肢が出てたことがあります。 準防火地域内において、延べ面積600㎡、地上2階建ての診療所(各階の診療所部分の床面積が300㎡であって、患者の収容施設がないもの)を新築する場合、耐火建築物としなければならない。 正しいか誤り…

日影規制の平均地盤面を覚えよう。建築基準法第56条の2。(建築基準法改正部分もあり。)

今回は日影規制の平均地盤面についてです。多分問題的には割と簡単な方だと思いますが、平均地盤面について書かれている場所がちょっとわかりにくいだけです。まずは第56条の2を見ていきましょう。 建築基準法第56条の2の中身 別表第四(い)欄の各項に掲…

建築基準法改正。延焼防止性能を有する建築物等。

以前に建築基準法改正で建ぺい率の緩和の条文の改正を説明しました。 www.kenchikusyuzi.com この建築基準法第53条第3項第1号イで出てきた延焼防止性能という言葉。正直初めて聞きました。だんだん細かくなってややこしくなるなー。しかし建築基準法改正さ…

建築基準法改正で建ぺい率の緩和が変わった事を覚えよう。

今回は難しくはなく内容的には簡単ですが、建築基準法の改正に伴い今回の試験では改正後の法律が適用されるために要チェック箇所です。とりあえずここが変わったのかと頭に入れておけば、かなり簡単でわざわざ法令集を引く必要はないでしょう。ただし改正が…

特定街区内における建築物の容積率について。建築基準法第60条第3項。

今日は私自身も全然理解していない特定街区内の建築物の容積率についてです。 特定街区とは? 特定街区は都市計画法第9条第20項で定められています。 特定街区は、市街地の整備改善を図るため街区の整備又は造成が行われる地区について、その街区内における…

建築基準法第55条。建築物の高さの限度。

令和元年度の建築基準法適合判定士試験の考察Aで間違えてた問題なので、今回しっかり学習しておこうと思います。 建築基準法第55条とは 簡単に言うと第1種、第2種低層住居専用地域と田園住居地域内では10mか12mのどっちか決めれた高さまでしか建物を建てれま…

用途制限(建築基準法第48条)の問題

今回は建築基準法第48条のいわゆる用途制限の問題に関して見て行きましょう。基本的には方別表第2と政令の(以下「令」とする。)第130条の3からの条文を見ていくのですが、用途制限に関しては建築基準法適合判定士の試験では考査A及び考査Bどちらも出題される…