建築基準適合判定資格者検定合格への勉強法

建築基準適合判定資格者の試験を2度落ちて、今回3度目。3度目の正直となるように、勉強のモチベーション確保と頭の整理も兼ねてブログ内で整理します。主にややこしい問題や間違えやすい問題を重点的にまとめています。建築基準適合判定士だけでなく1級建築士の法規の試験にも役立つかも。このブログで書いてある事は、あくまでも建築基準適合判定士試験に向けての内容であり、実務での取扱い等は管轄の特定行政庁や指定検査機関に問合せてください。また、記事内容は最新の情報ではありません。

建築基準法改正。延焼防止性能を有する建築物等。

以前に建築基準法改正で建ぺい率の緩和の条文の改正を説明しました。 www.kenchikusyuzi.com この建築基準法第53条第3項第1号イで出てきた延焼防止性能という言葉。正直初めて聞きました。だんだん細かくなってややこしくなるなー。しかし建築基準法改正さ…

建築基準法改正で建ぺい率の緩和が変わった事を覚えよう。

今回は難しくはなく内容的には簡単ですが、建築基準法の改正に伴い今回の試験では改正後の法律が適用されるために要チェック箇所です。とりあえずここが変わったのかと頭に入れておけば、かなり簡単でわざわざ法令集を引く必要はないでしょう。ただし改正が…

構造計算適合判定って?建築基準法第6条の3第1項。

私が全く理解していなく、いつも「ちょっと何の事言っているかわからないですけど。」とサンドイッチマン風に言ってしまう項目ですが、これを機会にしっかり学んでいこうと思います。 建築基準法第6条の3第1項の内容を分けてみていこう。特定構造計算基準…

限界耐力計算によって安全性を確かめた場合。建築基準法第施行令第36条第2項第2号。

今回はまたも分かりにくい構造の規定についてです。限界耐力計算についてです。以前に保有水平耐力計算について記事にしました。 www.kenchikusyuzi.com これに近いです。問題の選択肢としても限界耐力計算を保有水平耐力と言い換えたりしてくるかもしれませ…

バリアフリー法。建築物移動等円滑化基準と建築物移動等円滑化誘導基準。

建築基準法適合判定士試験の考察A問題で、No.16は消防、No.17はバリアフリー法からの出題が多いです。たまに省エネ法も混ざってきたりしますが、今日はそのバリアフリー法でちょっとややこしい基準が2つあるのでそれを見ていこうと思います。ややこしいと言…

特定街区内における建築物の容積率について。建築基準法第60条第3項。

今日は私自身も全然理解していない特定街区内の建築物の容積率についてです。 特定街区とは? 特定街区は都市計画法第9条第20項で定められています。 特定街区は、市街地の整備改善を図るため街区の整備又は造成が行われる地区について、その街区内における…

消防法上の問題。建築基準法適合判定資格者検定。

今回は建築基準法適合判定資格者試験に必ずと言っていいほど1問出てくるけど、建築基準法以外の法律である消防法の問題です。消防法の一部は建築基準関係規定となっています。建築基準関係規定は令第9条に規定されています。消防法の第9条、第9条の2、…